2月の2日と3日は「節分祭」。
立春を目前にひかえ、季節の変わり目に立ちあらわれるという邪気を払うお祭ですが、
本家西尾八ッ橋の本店・熊野店の界隈では毎年、寒さまで吹き飛ぶような賑わいを見せる2日間となります。

有名な吉田神社から、聖護院門跡、そして西尾の熊野店がある熊野神社までが「節分祭」一色に。

熊野神社に縁の深い本家西尾八ッ橋では、毎年この日は境内に炭火と緋毛氈をしつらえた「無料接待所」を設営し、
参詣の方々に、熱いお茶とお菓子を楽しんでいただいております。

また、本店では若手スタッフを中心に、昔ながらの杵と臼でお餅をつき、
つきたて餅のおぜんざいを楽しんでいただきます。

健やかな春を迎えるための邪気払いと、昔ながらのあたたかなおもてなし。

2月2日・３日は、ぜひ熊野神社の節分祭に、お出かけください。


おおきに。

いつもは静かな熊野店も、この日ばかりはにぎやか！店頭では節分限定のお菓子などを販売します。おみやげにどうぞ。 今はポピュラーな生八ッ橋も、昔は節分祭限定のお菓子でした。ご接待で何が出てくるかは、その時々のお楽しみ。

ご接待処の横に、小さな屋台も。境内の大木の元、森の中のお店のような風情が楽しいのです。 今年は何が出るでしょうか。お参りの後の虫やしないにご利用ください。

お正月よりお楽しみいただいた餅花飾りは、2月3日の夕刻で終了。もうすぐ本物のお花が楽しめる季節の到来です。 節分限定の「懸想餅」のパッケージに描かれているのは、平安時代のラブレター代筆業者「懸想文売り」です。節分祭の日、須賀神社にて実物に会えます。

節分祭限定の西尾のお菓子


節分祭の楽しみのひとつは、この時だけに販売されるお菓子。 西尾では、今年も下記の2種を本店と熊野店でのみ、販売いたします。
出来るだけたくさんご用意するのですが、毎年途中で売切れてしまいます。
ご希望の方は、どうぞお早めにお求めくださいませ。

懸想餅 けそうもち 節分限定の懸想餅。懸想文デザインのパッケージが良い雰囲気です。白いお餅にはうぐいす餡、ピンクのお餅はこし餡入りの、上品な味わいです。節分祭にお越しの際の、おみやげにぜひどうぞ。

節分厄除やきもち ニッキに「お多福」、抹茶に「鬼」の焼き印が楽しい限定焼きもちです。お家で軽くあぶっていただくと、やわらかさと香ばしさが増してより一層おいしく召し上がっていただけます。