毎年2月23日、聖護院門跡の積善院凖提堂では、「五大力(ごだいりき)さん」が
おこなわれます。
そして、おとなりの西尾八ッ橋 本店では、五大力さんへのお供えの餅をつき、
参拝の皆様につきたて餅のおぜんざいを無料接待させていただいております。
若手を中心とした西尾の男性陣が、 威勢よく餅をつき、 やわらか~いお餅が入ったあたたかいおぜんざいは、寒い中、お参りに来られた方々にも大好評! |
テントの下では、女性陣が運ばれてきた餅を素早く丸めていきます。
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寒い季節のお祭りならではの、あたたかい楽しみ。
23日は、ぜひ聖護院門跡と西尾本店へ
どうぞおこしやす。
おおきに。
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「五大力さん」とは
仏教を信仰する国や人々を守ってくれる仏様として、
奈良時代から信仰されてきた「五大力菩薩」に鎮護国家・万民豊楽を祈る
「五大力仁王会(ごだいりきにんのうえ)」の通称。
五大力菩薩とは、
金剛吼(こんごうく)菩薩・無畏十力(むいじゅうりきく)吼菩薩・
龍王吼(りょうおうく)菩薩・無量力吼(むりょうりきく)菩薩・
雷電吼(らいでんく)菩薩の忿怒相(ふんぬそう=怒った顔)の菩薩様
5尊を合せた呼び方。
または、不動明王(中央)・大威徳明王(西方)・軍荼利明王(南方)・
降三世明王(東方)・金剛夜叉明王(北方)の
五大明王の総称という説もあります。
五大力信仰としては「醍醐寺」が有名で、五大力さんの日には
秘仏の五大力尊画像が開帳されます。