2012年6月の八ッ橋だより
爽やかな香りと味わいの、純米シフォンケーキ「ゆず」が今年も登場です。
おいしさの秘密は、刻んで生地に練り込んだ柚子の皮。
一口ごとにやさしい柚子の香りが広がります。
ネットでのご注文は、6月30日(土)朝より受付開始いたしました。
ぜひ、この機会にご賞味くださいませ。
おおきに。
今年もまた、京都すばる高校 企画科のみなさんが、商品の企画開発を学ぶ一環として
「高校生の感性で開発するオリジナル八ッ橋」(略して高校生八ッ橋!?)のプロジェクトのため、
西尾八ッ橋本社工場に見学に来てくれました!
担当の田中正基先生ご指導のもと、男子3名を含む計17名が、企画提案から販売にいたるまで、八ッ橋の新しい美味しさ探求にいどみます! そして11月17日・18日のすばるデパート(学校が運営する期間限定の模擬店舗)において、新しく生まれたオリジナルの生八ッ橋が販売される・・・という運びになる予定です。
完成品のすばる高校オリジナル八ッ橋などは、また「八ッ橋だより」でご紹介させていただきます。
乞う、ご期待くださいませ!
おおきに。
神妙な表情で、西尾の担当者から説明を聞く生徒さんたち。 |
はじめてのお菓子工場の見学。見るものすべてが新鮮です! |
今回もご好評をいただきました「純米シフォンケーキ チョコミント」は、
まもなく今期の販売を終了いたします。
ネットでのご注文は、6月30日(土)朝まで。
大きめチョコチップ入りで、ほんのり大人の味わいの
水玉みたいなおしゃれなシフォンケーキを、ぜひこの機会にご賞味くださいませ。
おおきに。
今年も八ッ橋茶屋の夏メニューがはじまりました。
茶屋オリジナルのシャーベットかき氷、黒糖氷・みるく氷をはじめ、
甘酸っぱいベリースムージーためちゃんの恋のバカンスや、
南国の味 マンゴースムージーためちゃんの夏の想ひ出の他、
毎年大好評の黒ごま冷麺・白ごま冷麺も再登場!
季節の八ッ橋パフェは、香りもさわやかなゆずパフェがはじまります。
夏の京都散策は、八ッ橋茶屋でひんやりほっこり。
美味しいひとときをお楽しみくださいませ。
おおきに。
夏越祓「茅の輪くぐり」
日本三大祭のひとつ「祇園祭」や下鴨神社の「みたらし祭」など、 夏の神事には、罪・けがれを祓って疫病を鎮めるという、夏越祓(なごしのはらえ)の意味があります。
6月の終わりに多くの寺社で行われる「茅の輪(ちのわ)くぐり」もその代表的なひとつの形で、夏の疫病対策であるとともに、1年の前半の罪・穢れを祓い、残りの半年の無病息災を祈願する神事なのです。
実はこの神事、祇園祭と深い関係があるのをご存知でしょうか。
茅の輪くぐりと厄よけ茅巻き
古来より厄難消除(魔除け)の効果があるといわれる茅(ちがや)というイネ科の草があります。この茅を組んで作った大きな輪をくぐることで、全身の穢れを祓い、夏の厄災から身を守るというが茅の輪くぐりです。
そして、この茅(ちがや)、7月の祇園祭でも、形を変えて厄よけの役割を果たします。
それが、「厄よけの茅巻き(ちまき)」なのです。
現在の「厄よけ茅巻き」は、全体が笹の葉などで出来ていますが、古くはは茅(ちがや)の葉を使って餅などを包み供物ともされた、ひとつの料理法でした。
「茅の輪」と「祇園祭の厄よけちまき」。共通点は素材の茅だけではありません。
なぜ茅(ちがや)で「疫病しずめ」なのか、そもそものいわれが同じ伝説に由来するのです。
蘇民将来の子孫なり =牛頭天王と蘇民将来の伝説= |
つまり、伝説の茅の輪を身に付ける替わりに、大きく作って全身でくぐるのが「茅の輪くぐり」、ちまきの形にして家の門口に飾るのが「厄よけ茅巻き」なのですね。厄よけ茅巻きの多くには、念を押すように「蘇民将来子孫者也(蘇民将来の子孫なり)」のお札が添えられています。親切な蘇民将来への牛頭天王の感謝の心にあやかった疫病鎮めの祈り「茅の輪くぐり」、ぜひお出かけ下さいませ。
にぎわいの予感、6月の京都
7月の1ヶ月間、八坂神社を中心に執り行われる祇園祭。でも京の各所ではすでにその準備が始まっています。夕方の鉾街を歩いていると、どこからともなく祇園ばやしの練習が聞こえてくることも。
夏の暑さも京の町を揺るがすような大祭「祇園祭」の興奮も、もうすぐそこ。
にぎわいの予感に満ちて心あわ立つような、6月の京都です。
【茅の輪くぐりはいつ、どこで?】
八坂神社をはじめ、多くの社寺でおこなわれます。【茅の輪くぐりの作法】
輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを祓います。
①茅の輪の前で一礼をします。
②最初は、左にまわります。
③茅の輪の前で一礼、次は右にまわります。
④茅の輪の前で一礼、次は左にまわります。
⑤最後に拝殿で一礼して終わりです。
【牛頭天王(ごずてんのう)】
八坂神社のご祭神。疫病神とも疫病を鎮める神とも言われる。名の由来には、新羅の牛頭山という牛頭の形をした山にいたという説、牛の頭と赤い角を持つからという説がある。武塔神、スサノオノミコトと同一視されることが多い。